世界のトイレ事情'09 〜肛門戦国時代を生きるイスラエル〜

  • 2014.06.04 Wednesday
  • 12:14



秋に神社での結婚式を迎えるにあたって今、髪の毛を伸ばしている。
日本人らしく紋付袴に似合うよう後ろで結ぶためだ。
最近ようやく結べるほどの長さになってきたので、長らく使っていなかったヘアゴムを探す。

日本では100均でも当たり前のように売っているこのヘアゴムだが、海外、というか発展途上国で探すとなると
結構大変だ。

 僕は以前1年と3ヶ月かけて世界を放浪した。もちろんその時も髪の毛は長かったので日本からヘアゴムを
4〜5本は持っていった。かなり余裕を見た数のはずだったが日本を発って8ヶ月ほど経った頃、ついに最後の1本を無くしてしまった。場所はエジプトだった。
 
ゴムくらいどこでもあるだろうと思って街をウロウロする。すると‥

あったあった!やはり女の人がいる以上はゴムくらいあるよ。 

しかしよく見ると全ての商品にリボンや飾りが付いている‥しかもわっかの繋ぎ目を金属でカシメているタイプだ。
見るからに耐久性がなさそうだが他の店をあたっても同じようなものしかない。しょうがなくそれを買って、付いていたリボンをはずして使った、が案の定3日ももたなかった。
 
次に訪れたヨルダンでも同じだった、しかし僕はある国に一縷の望みを残していた。

そう、イスラエルだ。
ここはかなり先進的と聞いていたので日本と同等のクオリティのヘアゴムがあるに違いない、そう思っていた。
 
果たしてそれはあった‥。さすがイスラエル、町並みなんかもアラブ人街を除いてはほぼ西欧の先進国と変らない、ファッションも電化製品も‥。
 
ピシッと髪を束ね、こりゃ快適な旅になるわと思ってイスラエル観光を楽しんでいた僕は3日後、歩くのもままならない状況に陥っていた。

 
け‥けつが‥肛門がヒリヒリして歩けない‥。

 
日本ではすっかりおなじみのウォシュレット、実は東南アジアや中東などの発展途上国でも自動ではないがウォシュレット、つまりトイレットペーパーではなく水でお尻を洗うスタイルだ。それは水瓶に溜まった水を桶で掬って洗ったり、壁に水の出るホースが付いていてそれで洗ったり、形式は国やそのトイレによってさまざまだ。

 
しかし先ほども書いたがここイスラエルは発展途上国ではない。
したがってトイレも近隣国とは違い洋式の水洗、トイレットペーパーで拭くスタイルだ。
日本を出て8ヶ月、殆ど先進国を通らなかった僕の肛門はすっかりウォシュレットに慣れ、
摩擦に対する抵抗力が限りなくゼロに等しかった。

ヨルダンに戻るまでの間、僕はきっとまわりのイスラエル人に

「あのアジア人なんか歩き方変じゃない?」とか言われていたんだろう。

 
考えてみると変な話だ。
発展途上国が手動のウォシュレット、そして日本のような先進国にも自動のウォシュレットが普及しつつある。
手動から自動になる間に一度トイレットペーパー時代がやってくる。
発明とは原点回帰なのかもしれないが、流れとして不自然にも思えるこの期間を僕は肛門戦国時代と名づけ、
この時代を生き抜いた僕の肛門を褒め称え、これからの人生は毎日温水で労ってやろうと思う。







関係ないけどヘブライ語はカタカナにしか見えない。



なんかもうちょっとで読めそうなのに…



街中は軍服着て機関銃持ったお姉さんでいっぱい。秋葉原ではありません。







首都テルアビブの海岸とエルサレムの建築。





市場。






イスラエル博物館でタレルの例のやつを独占。
ここにはイサム・ノグチの手がけた庭園もありますが管理がいまいち。




嘆きの壁。




たしかキリストのお墓。
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